2016年7月18日月曜日

攻撃呪文ダメージ完全解明&呪文シミュレータ完成記念!ビールを飲みながら読める調査の与太話

 フィオルさんとリーサさんがやってくれたぞ!攻撃呪文のシミュレータが爆誕だ!!

 http://dq10lisa.net/magic_calc/


 お願いしていた暴走確定きようさの自動計算機能も追加されてるので、装備更新の度に電卓を叩かなくて済むようになりました。これを読んだら今すぐブックマークしておいてくださいね。


 シミュレータの解説記事はフィオルさんが気合を入れて書いてくれてまして、攻撃呪文ダメージの完全な解説記事になっています。

 http://fior-dqx.blog.jp/archives/8185349.html


 俺は検証の一部を担当する形で関わりました。(データは https://docs.google.com/spreadsheets/d/1MxlxayWuGm3aNQGtZ4yu-LRkK7u6qxzqmmLarD9q89M/edit?usp=sharing で全て見れます。)攻撃呪文のダメージに関してはこれで完全解明だと思います。俺から付け加えることもないので、ここでは今回の検証に関する与太話をしようかなと。以下はエスカ独自の意見になりますんで、何か間違ってても上の解説記事を書いたフィオルさんに凸らないように(・∀・)!



今回は何を調べたの?



 正確な攻撃呪文の基礎ダメージ計算式とか、テンションや暴走が絡んだらどうなるのかとか。ぶきみや属性耐性絡みも全部調べたぜへっへっへ。上のシミュレータに数値を入力すると、ビビるぐらいに正確なダメージが出ます!


 暴走陣の正確な数値も調べました!+25%でありまして、このブログで過去書いていた25.5%は誤りです。





攻撃呪文の計算式って、どうやって調べるの?




 呪文ダメージは最初に基礎値が計算されて、そこから±1点ずつしてダメージの散らばりを作る。メラゾーマなら±6までの13種類のダメージを作って、そこに色々と係数を掛けて最後に小数点以下切り捨て、となっています。


 極限式とフィオル式だと基礎値計算の時点で小数点以下の微妙な差が出てくる。そこを確認することでどちらがより正確かを判定。具体的には1.001と0.999みたいな差が出る部分を探して、どちらの値が出るかを探る感じ。



極限式とフィオル式の違い



 そもそも極限に載ってる式 http://ドラクエ10.jp/dq10_spell2.html で何が悪いんだよ?という話なんですが、極限に載ってる式は実用上全く問題ない精度なんだけど、微妙に実測値とズレるんです。メラゾーマのダメージ計算式をグラフにすると



  こんな感じ。フィオルさんが今回示したのは、呪文ダメージの下限と上限を結ぶ線の方がより正確だというもの。




 こんな感じ。今回の調査では色々細かいところまで詰めたんで、正確な計算式が分かってすごく助かりました。



この調査は結構大変


 今回の調査はフィオルさんが調査を考えて、俺が指示通りデータを取って来て、フィオルさんが分析、という役割分担。こう書くと俺の仕事は大した事無さそうだけど、そうでもないんすわこれが(;´∀`)


 一から考える必要がないのでそこは本当に楽させてもらえたけれど、データ解釈のチェックのために俺の側でもデータを取るだけでなく計算も一通りやっていて、これがまた一仕事。データ解釈して、実験指示して、解説書いて、シミュレータの原型を作ったフィオルさんや、シミュレータの実物を作ったリーサさんに比べるとその言い方はどうよ?って感じだけど……まぁ実際大変だったんだからしゃーないね(・∀・)


 今回の調査中に唯一俺が探り当てたのが、テンション固定値の計算位置。テンション倍率は乗らない、ベルト等の増幅や覚醒は乗るっていうもので、これの計算式にたどり着くまで結構色々計算した。(まぁ何も考えずにフィオルさんにデータを送っていたら、24時間以内に結論が送られてきそうな案件だけどw)


  で、このデータを色々いじっていた時のエクセルのスクショがこれ。




 こんな表と雑記が実測データに混ざってシート中に書き込まれてる。色々あれじゃないこれじゃないと計算を繰り返した結果、勉強出来無い子供のノートみたいな悲惨なシートが出来上がっちゃいました。


 データのリンク先には整理された状態で出しているけれど、正確な計算式が分からずに相当に混乱した状態でデータを取っていたので、まぁー大変でした。


 この他にも実測/測定で表記が揺れまくってるとかあって、素人仕事ですねぇ。データ表を見る時はお父さんのブッサイクな日曜大工を眺めるつもりで生暖かく眺めて頂ければ幸いです。


 ちなみに打った呪文の数を雑にカウントしたら3000回を越えていました。データとして残す価値すらない確認打ちも多数してるので、本当はどのくらいになったのやら。ゲーム内で会ったら褒めてあげて下さい(´;ω;`)



調査にケミカルゼリーがオススメ出来る理由と、出来無い理由



 炎耐性が低い敵ということで、ケミカルゼリー(炎耐性−25%)を選んで調査したのですが、コイツが正直イマイチ。


 オススメできる:宝珠入りのぶきみが百発百中。それとすぐに会える

 お勧めできない:結構重い設定なのか、相撲で陣の外に簡単に押し出される。HP管理のために1人だけ出している僧侶が自分の後ろに必ず回る有能AIなので、魔法使いの自分が壁になってすぐに相撲が始まってしまう。今回の実験には正直あまり向いてなかったように思う。気づいた時には実験が進んでて後に戻れないという(^ρ^)


  理想的なのはランプのまじんの様に浮いている敵。軽いので押されることがまずない。陣を使うのでその場にいられることが大切。そして炎耐性が低い敵。そんなの居るのかね?





 攻撃呪文ダメージの完全解明に関われたということで、個人的には一つゲームをクリアしたような達成感があります。ドラクエ10では星2耐性装備&装備ガイドを書いて、以降合計50万PV以上を集めて以来のホームラン、2回目のゲームクリア。


 達成感と疲労でゲームを遊んだりブログを書いたりするのが疎かになってるんですが、今日で一段落ついたので、徐々に復帰しようかと思います。


 このまま更新しない、ドラクエ10も遊ばない、だと「ハースストーンで年1レジェンドになりながらたまにアリーナで12勝するブログ」とかになりかねない感じです。更新は年4くらい。そんなことにならないように、書きたい項目も少し溜まっているので、それらを棚卸しする感じで記事を書ければと思います。これからもどうぞよろしく。






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