2016年4月9日土曜日

邪神の宮殿(3月下旬)2獄の感想と、「天使ゾンビ」「棍僧」の使い方について

 周りではそこそこあっさり攻略出来ているようで、俺がキレ過ぎているだけ/マッチ運が悪すぎただけかも知れませんが、体験と感想をありのままに書きます。 今回の邪神2獄(魔勇者兄妹コンビ・まも道具僧侶縛り)の野良オートマッチングは複数の僧侶が棍を持って蘇生回復をしないという地獄のような状況でした。


僧侶が蘇生回復をしないイカレた世界へようこそ。




 何故こんな事になったのか?



 オートマにあまりに僧が多すぎ(常に4人以上)、更に棍を持ちすぎているので誰かが炊きつけているはずだと思いちょっと調べてみたら、みんな大好き!まんまる堂が「2獄は天使ゾンビで行けました!」という記事を上げていました。調査時間3分。

 http://dq10maru.com/archives/57453156.html


 まんまる堂は1月にも「災厄コンビ3獄の弓縛りは意外と簡単でした!」という記事(http://dq10maru.com/archives/53437161.html)を上げ、耐性ゼロ・レグ魔法装備そのまんまの賢者と、固定砲台気取りで全く壁に行かない魔戦を大量参戦させることに成功。結果、日曜午後のオートマッチングで6時間全敗(災厄を倒せたのすら3回だけ)という地獄のような惨状を作り上げた実績があります。固定に入らず、オートマッチングでふらっと遊びに来るような人への影響力が半端ないんですよね。そんなに簡単な訳無えだろ、っていう。

 参考:邪神の宮殿3獄・オートマッチングとかいうドラクエ10の闇
 http://esca-dq10.blogspot.jp/2016/02/310.html



 このブログのように、終わる当日(この記事)だの終わる5分前http://esca-dq10.blogspot.jp/2016/02/3_10.html)だのに上がる記事では読み物としてはともかくプレイの参考にはならないわけで、速報的に色々書いて頂けるのは本当にありがたいのですが、それにしてももう少しプレイする人に配慮した記事にしてもらうなり、後日談のような記事で訂正をするなりして欲しいなぁと。


 筆者のまるすけさんが望んでいるはずがありませんが、記事のせいか棍を持って蘇生回復をほぼ〜全くしない僧侶が大量に湧いておりオートマッチングは非常に攻略しづらい状況になってしまっています。天使ゾンビアタック戦法なんて愚の骨頂、負けに行っているようなものです。



天使ゾンビが勝因に成り得ない理由



 まず、天使を万能薬扱いしちゃダメ。天使は詠唱3秒、硬直3秒で合計6秒もその場に留まるという、位置取りが命の僧侶にとっては身の毛もよだつ超絶クソスキル。これの詠唱中に範囲攻撃に巻き込まれる僧侶の多いこと多いこと。ものすごい手間のかかるスキルなんです。


 そして復活後はザオラルで起こされた時同様に、コマンド入力可能になるまで5~6秒程度待つ必要があります。「6秒硬直と引き換えに、自分に予めザオラルを掛ける」というなんとも微妙な効果なのです。そして兄貴の虚無の剣なんかで剥がされると全てがパー。かなり使いづらい。手間のかかる割には効果はそこそこ、消されるリスクを常に抱えており、このスキルに蘇生を頼り切るのは手間・リスク管理の両面からして頂けません。可能なら倒れた直後に他の誰かに起こしてもらったほうが絶対に良い。


 じゃあなんで天使を使うのかというと、僧侶が倒されると起こす人がいないから。他の蘇生呪文持ちや葉っぱばら撒きマンに起こしてもらうことは出来ますが、僧侶に比べると遅くなりがちですし、何より倒れたら自動でザオラルを貰えるというのがいい。万が一事故ってもすぐに起きられるというのが重要なのです。消されるリスクがあっても天使を入れるのは事故った時に総崩れになるのを防ぐ、保険のようなものなのです。


 まんまる堂の記事中には、「事故って流星を集団で貰っちゃったけど、天使で僧侶がみんな復活した!」とありまして、こういう事故対応こそが天使の正しい使い方。ゾンビって言うほど何度も死んでその度に天使を発動させ、起き上がる度に貼り直していたら手数が足りなくなって時間切れで負けます。回復・蘇生不足で全滅も有りうる。繰り返し倒されるようならスティック僧侶を増やし、守りを固め蘇生・回復の回数を増やして対応するべきなのです。



 更に注目して欲しいのは、記事中の魔勇者撃破タイム。残り10分で撃破とありますが、これは今回の野良周回では一度も見たことのない良いタイムです(残り6分あればかなり良い方)。つまり、「僧侶は天使を発動させることがあまり無く、道具からバイキを貰って攻撃をし続けていた」ということ。


 すなわち壁とタゲ逃げ (と恐らくはスパークショットと足払いとスタンショットと雄叫び)を駆使して敵の攻撃を最小限に押さえていたということであり、天使はほとんど発動していないはずなのです。相当に腕の良いメンバーが揃っていたと考えられますし、僧侶6人のうち3人ほどがまもか道具になっていたらもっと早く撃破出来ていたでしょう。


 まるすけさんの勝利については、「装備と飯で一撃死を避けるように調整し、壁とタゲ逃げを適切に行えれば僧6でも勝てますよ!僧侶の棍と天使が有効でした!」というふうに解釈するべきで、「棍僧侶を並べて天使ゾンビしてると勝てますよおおおおお!」という解釈は間違っています。天使を使いながらショボいダメージを出しつつ即死するループに入っている僧侶を抱えてしまうと非常に勝ちづらくなるのは散々体験済みです。


 棍僧が好き勝手暴れて転がるせいで蘇生回復が全く足らず、蘇生リレーに追い込まれてそのまま全滅するか、起死回生の必殺技を連打しながら時間切れまで寝たり起きたりをダラダラ繰り返すのが典型的な野良2獄の負けパターン。スティック持てよ、回復しろよと心の中で何度叫んだことか。


 僧5、僧6のパーティで魔物使いが葉っぱ、しずくを使わないと戦闘を続行できないようなパーティは絶対におかしい。わざとゲームを難しくしている、負けようとしているとしか思えません。そしてそんなおかしな状態が当たり前になってしまっているのです。今回の2獄にはムチ魔物使いで参加していますが、ダークタルトは当然として葉っぱとしずくを大量に消費しなければ勝てる気がしません。僧6であっても魔物使いが葉っぱを1戦あたり4枚5枚と撒くのです。イカレているとしか言いようがありません。




時間が足りなくなるのは僧侶が攻撃しないからではない




 まず最初に今回の2獄は今までの縛りに比べたら、遥かに簡単、楽勝だということを確認して下さい。まずここを勘違いしてはダメ。絶対に楽勝です!蘇生回復のスペシャリスト・僧侶がいるし、道具使いがいるからバイキも使える。アタッカーのまもが少し弱いくらいで、構成としては全く問題ない。葉っぱもしずくも使い放題。何故この構成で苦戦なんかするの!?という感じで、要はみんな甘え過ぎなだけです。


 自分がちゃんとすればなんとか出来ちゃう、くらいの簡単さなんですよ。勝てないという人は、自分の動きや装備をしっかり見なおしてみてください。

 参考:全てこのブログ
 敵の攻撃分析
 オススメ耐性装備と飯
 邪神僧侶の動き方
 魔勇者兄妹コンビの雑感(後半にTIPSあり)
 雑感その2(流星と僧侶の動きについて解説あり)



 時間が足りない理由①:壁とタゲ逃げができていない

 これが時間が足りなくなる最大の理由です。特に兄貴が一人になってからの怒りをきちんと逃げないと、怒り解除から打撃完全ガードを食らう頻度が劇的に上がります。野良では怒りを取っても逃げない人が多すぎます(体感で8割の人は逃げない)。打撃完全ガードを食らうと30秒ほどは何も出来ません。そりゃ時間切れるわけだよ。


 壁とタゲ逃げには慣れが要りますので、練習したい人は一番簡単な獄(今回なら1獄)で敵に張り付いている人の動きと、怒りを貰って逃げている人の動きを見学して下さい。 その時に一番簡単な獄は、周回目的の上手い人が集まります。



 理由②:みんな即死し過ぎ、封印されすぎ

 これは僧侶が居ることによって若干マシな感じ。同時死亡が縛りに入っていないのも楽。でもやっぱり簡単にぶっ飛ばされすぎだし、封印されすぎです。棍僧なら天使で復活できるって?倒れた瞬間にバイキ切れるけどいいのかそれで?いいわけねえわな。新喜劇もかくやという勢いでバッタバッタと倒れるし、零刀を食らうと大抵誰かが特技封印を食らうものだからどうしても手数が足りなくなります。素の流星やビーム、黒の斬撃くらいはそろそろ一撃耐えようや。



 理由③:道具使いが少ない

  バイキが無いと火力にかなり問題が出ます。野良では道具使いをあまり見かけないので、これは非常に問題。復讐のバイシ、まものウォークライ、災禍の陣でどうにかするしか無い。今日駆け込みでクリアするつもりなら道具使いが断然オススメです。


 理由④:まもがしょっぱい

 本気でやってる人がほぼいないせいか、一撃耐え装備で殴り合う気合の入ったまもはほとんど見当たりません。何でもかんでも一撃死してりゃあ、そりゃダメージ足りなくなるわけです。エスカさんは闇耐性67%、HP590↑で参戦してますが衣流星もやいば込みで耐えます。耐えますが死んで当然と思われているらしく一度たりとも回復を合わせてもらえません。堂々とザオラルを置かれたことはもう5回ほど経験済みで、要はそういう扱い。


 理由⑤:僧侶が適当過ぎ

 回復と蘇生でパーティメンバーをなんとか立たせながら敵の万単位のHPを削り切る、というゲームなのに、回復と蘇生を放棄したら勝てるわけが無いです。おまけにオートマは未だに闇攻撃一撃死奴が多数派。ダメージが足りる足りない、の問題にすらなっていない。まんまる堂には「ぜひ闇耐性を積んで下さい!45%あれば大丈夫ですよおおおお」と言って欲しかった。 言わねえと思うけど。


 理由⑥:僧侶が多すぎ、具体的には4人以上

 まんまる堂の影響力を嫌でも感じる部分。3人までなら全員スティックでいいはずで、4人目からは棍でも良いかな、位。全員僧侶なら棍6か棍7で天使ゾンビでも良いかもだけど、それにしても壁を作って時間を稼ぐことと、ダメージをしっかり回復することは誰かがやらなきゃダメ。


 そしてみんな棍持ちすぎ。4僧で2棍は流石にやり過ぎです。俺が葉っぱを使う横で足払いを連打してるのは流石に人として如何なものかと。更に更に、そういう人に限って闇攻撃一撃死、特技封印食らいまくりです。スティック僧侶以外は僧侶に数えてはいけないというまんまる堂特別ルールが今回の2獄には適用されています。棍僧は捨て身を忘れたクッソ弱いバトマスだと考えたほうが良いです。スティック僧侶が2人以下なら、前衛は積極的に葉っぱを使うべき。じゃないと勝てません。




 それでも棍を使いたい人へのTIPS



 本来ならば自分で色々試した後で書くんですが、見てきた棍僧が余りにもあんまりだったので怖くて試せません!ということでたっぷり観察した中で把握できたTIPSを。


 まず、視界内に誰かが転がっていたら必ず蘇生をして下さい。放置で殴りに向かうのはあってはならない犯罪的プレイ。やる気が無い、嫌がらせでわざと負けに来ている、と取られてもおかしくないです。画面の向こうでは起こしてもらいゲームに再び参加するのを待っている人がいる、というのをくれぐれもお忘れなく。


 パーティ内に僧侶が3人以下ならスティックに持ち替え、蘇生回復に専念することを強く、強くお勧めします。耐性をきっちり整えた8人パーティでも僧侶2でパーティを支えきるのは難しいです。ましてや野良オートマは何があっても気合で即死する人たちが多数参加します。蘇生回復に専念するスティック僧3でなんとかギリギリですので、僧侶が3人以下の時の棍は兄貴一人になった時だけ出すようにすると良いと思います。棍を持ってザオラルに走り回るマヌケ僧侶を多数目撃しましたが虚しすぎです。


 敵の怒りを取った際、壁がいるのに逃げずにドヤ顔天地をかます人が多数居ますが、斬撃や虚無で切られて乙るので止めましょう。壁が居るなら普通に逃げ、壁が居ないようならギャンブルで天地を張ればいいのです。天地を張った状態から斬撃を避けた人は一人だけ見ましたが、そいつは他人を蘇生しない●●だったのでノーカン。


 見た感じ、足払いはかなり効くようです。デュアルブレイカーからの魔導の書が入っていればずっと連打しても良いかもしれない位です。そうでなければ、行動休みには連続耐性が付きますので、連続で狙うのは止めたほうが良さそう。転ばせてから2分位経ったらまた狙う感じで。衣中も状態異常が入りづらくなっているはずですので、諦めて他の行動をした方が良いはず。


 氷結はバイキの有無等によって60〜100ダメージを4発という感じ。細かいダメージを積み重ねることになるので、宝珠はしっかりとセットしておいて下さい。氷ベルトはどうだろうな……ハイドラベルトのHPを捨てる価値があるかどうか。恐らくハイドラ・アヌビスのHP特盛りセットと闇ロイチャで、闇攻撃と通常攻撃両方の1耐えを狙うのがベストだと思います。が、この辺は実戦で試して調整するべきだと思います。


 絶対零刀は可能な限り避けて下さい。ピラ8霊廟の嫁よろしく、足を止めてキョロキョロしていたら絶対零刀を警戒して下さい。火力を気取って殴りに向かい、零刀で迎撃される人がいくらなんでも多すぎます。闇の衣をまとった直後も要警戒。衣をまとった直後に溜めなしでいきなり零刀を撃ってくるパターンは頻出です。衣をまとった直後は3歩後ろに下がって様子を見るように。


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